ママ1年生 かおりさんこの間子育て支援センターでうちの子が遊んでいたら、知らない子が「貸して~」て言いに来たんです。ちゃんと言葉で伝えに来たのに、うちの子は全然貸してあげなくて…



「貸して」って言いに来た子のお母さんの目も気になったりしますよね。よくあるパターンですね!「いいよって貸してあげなさい」ってついつい言っちゃいますよね



そうなんです!だってけんかになったら困るし。友達とは仲良くしてほしいわ!



かおりさんの気持ちはとてもよくわかります!!自分の子どもの気持ちより、相手の子どもの気持ちを優先しがちなママ達多いですよね。一緒に考えてみましょう!
「貸して」「いいよ」のお決まりフレーズ。これってどう??
「貸して」と言えることが優先されてませんか??
子どもがまだしゃべれない時は、「あれがほしい!」と思ったら、奪い取っていた頃。
周りの大人に「こういう時は「貸して」って言うんだよ」と教えてもらい、友達が使っているときは「貸して」って伝えることを覚える子ども達。
私達大人は、貸してほしい側が「貸して」と言わずに奪い取ることでトラブルになることが多いからか、なぜか貸してほしい子どもの方に重きを置きがち。
「貸して」と言えることが○で、 「貸して!」ってちゃんと言えたね!と、こちらをよく褒めがちではないですか?
私も担任歴がまだ浅い頃は、「貸してほしい側」の気持ちを優先して「言葉でちゃんと伝えられたね!」「勝手に奪ったりしなくてえらかったね」と言葉で伝えられたことを褒め、相手の子には「貸してっていってるよ」改めて伝えるなどして対応していました。
でもある日「貸してほしい子の気持ち>貸す側の気持ちになっている」対応になっていることに気づいたのです。
「貸して」と言われたら、貸さないといけないの?
私達大人のやりとりで考えてみましょう。
大好きな漫画を読んでいるときに、「貸して」と言われたら…夢中になっているときに「貸して」って言われたら…
「いいよ」ってすぐに渡さないといけないと言われたら…あなたはどんなきもちでしょうか?
今自分が使っている物を「貸して」と言われたら…??あなたはすぐに「いいよ」といって貸しますか?
「使い終わったら持って行くね」など、自分が今使っていることを相手に伝えるのではないでしょうか?
子ども達の世界も同じなのです。
「貸して」「いいよ」のお決まりフレーズは子どもをだめにする!?
「いいよ」とすぐに言わせることの落とし穴
自分の子どもが「貸して」って言われているのに、まだ遊んでいてなかなか相手に渡さないとき、「「いいよ」っていって貸してあげるんだよ。」と教えることが本当にいいことなのでしょうか?
子どもが満足し終わっていたり、他の遊びにも気持ちが切り替わりそうなときはもちろん問題ないですよ!
しかし、そうじゃないとき…一度子どもの気持ちが置き去りになっていないか考えてみてください。
第1に考えるのは、お決まりフレーズではなくて「子どもの気持ち」。
自分の気持ちを大切にされるからこそ、人の気持ちを大切にできるのです。
まだ遊んでいる最中の子どもの気持ちを尊重してあげれてますか?
まだ使っている時は「終わったら渡しにいくね」「あとで」でよいのです。
といっても、公共の遊び場でずっと独占しているような時もありますよね。
そんな時は、「他のお友達も使うから、後○回使ったら終わろうか」とルールを決めて待っている相手がいることを伝え、気持ちの切替える時間を作ってあげるのも○。
無理矢理すぐに「いいよ」と言わさなくても良いのです。
「貸して」といった子ども側にも、相手には事情があること、“待っていたら貸してくれる”その経験で待てるようになっていくのです。
すぐに「いいよ」と貸してくれる経験ばかりだと、自己抑制も育ちません。
人は自己主張と自己抑制のバランスが大事ですが、この「待つ経験」で「ちょっと我慢する」経験をしているのです。これが、自己抑制にも繋がっていきます。
お子様が「貸して」という側の時も…
上記にも書いた通り、貸してほしい側もちょっと我慢する経験に繋がります。
ということは…お子様が「貸して」といって「ちょっと待ってね」と言われたときには、子どもに「今使っているみたいだから、ちょっと待ってようね」などと相手の事情を伝えてあげると良いですね!
もしお子様が、貸してほしそうにしていたり、奪い取ろうとしたら、そんな時は「まだ使ってるから、終わったら貸してっていってみたら?」と提案してあげてみてください。
まとめ
ママから言わされた意味のない「いいよ」より、その時の子ども自身の気持ちを感じることがとても大切です。
自分の気持ちに蓋をして、なんでもかんでも「いいよって貸してあげなさい」なんて言われたら…
大人が近くに居るときには、ママが返事を決めるのではなく、どう対応するかを一緒に考えてみてください。
「貸してほしいって。貸してあげれる?まだ遊ぶ?」そんな一言があると、子どもは「うん」なのか「まだ遊びたい」なのか気持ちを表現できそうですね。まだ遊びたい場合は、待っているお友達がいることも伝えながら、終わったら「待っててくれてありがとう」と貸してあげられると良いですね。
そして、貸してあげられた子どもにも「ちゃんと貸してあげられたね」とその行動を認めてあげてくださいね。
大事なのは「いいよ」とすぐに貸してあげられるよい子ではなく、自分の気持ちを尊重してもらいながら伝え方を学んでいくことです!









コメント