やってみたいが叶う!なりきり遊び(ごっこ遊び)                 《こどもが遊びながら学んでいることその④》

   保育士     あっこさん

今日は、こどもが遊びながら学んでいることその④なりきり遊び(ごっこ遊び)について見ていきましょう!
その①~その③までの記事を読んでない方は過去のブログから読んでね。

目次

なりきり遊び(ごっこ遊び)って何?

なりきり遊びは、読んで字のごとく「なりきって遊ぶこと」で、ごっこ遊びと言われます。
「ままごと」「お店屋さんごっこ」戦隊ものヒーローになりきる「戦いごっこ」など、自分から他のものになりきる遊びです。
これは、人だけではなく「猫」になったり「犬」になったりと動物にもなりきって遊ぶ姿が見られます。

「なりきって遊びなさい!」そんな風にいわなくても子ども達が自然になりきれるのが上記のようななりきり遊びです。

特にままごと遊びは、幼稚園や保育園でも環境として準備されているところがとても多いです。

どんな育ちが見られるの?

観察力

こどもの観察力ってすごい!と思わせてくれるのが、なりきり遊びです。
忠実に再現している程、周りのことをよく見ているな~と感じます。
ままごとに出てくるママの言動や動物のマネ…それから、逆に家で幼稚園の先生や保育園の先生の真似をして絵本を読み聞かせていたり…。こんなにもよく見ているんだ、逆に大人の行動を気をつけないと!と思わせてくれるものでもあります。

憧れる気持ち

TVのヒーローやヒロインに憧れて、まねっこすることは「あのようになりたい」という憧れる気持ちが育っています。

幼稚園や保育園で月曜日なれば増える戦いごっこ。
私のクラスでも月曜日の男の子の遊びは戦いごっこ。
日曜日にTVでみて幼稚園で盛り上がっていました。
エスカレートしてしまって「ごっこ」ではなく本当に当たってしまい泣いてしまうこどももいました。
最初はお互い楽しんでいたのにエスカレートして「○○くんが叩いてくる」と…。

この「戦いごっこ」どうにかならないものかしら…そんな風に思っていたのですが、ふと目をやれば女の子は「プリキュアごっこ」や「おひめさまごっこ」などしていて、「戦いごっこ」もそのうちのひとつか!なんて思えるようになりました。

実際当たってしまい喧嘩に発展!という部分は置いといて、何かに憧れてそのものになろうとするその気持ち大事だな~と思いました。
相手が居なくても見えない相手と戦っている子もいますよね!
そんな子には「ふふふ、かわいいな」なんて思っていたのに、相手が居て喧嘩になる時には「やめさせたいな」そう思う自分の勝手さにも気づいたのでした。「憧れるものになれる」そんな楽しい遊びができるのもこどものうちだけ!

創造性 

実際自分が見た物をきっかけに楽しんでいるなりきり遊びですが、相手の反応により遊び方や進め方が変わってきます。
自分の知っている知識や経験を用いてその場で対応しながら、遊びを作り上げていくそんな力も育っていきます。
お店やさんごっこをすれば、「いらっしゃいませ」や「何にしますか」「今ないんですよ~」などと自分が日常生活では使わない言葉を使い「相手とやりとりする力」も育っていきます。

見立てる

布を使ってマントにしたり、素材をままごとに使用したり…見立てる力もついてきます。
ちょっと年齢が上がれば、実際になくても「ここに冷蔵庫がある」ように振る舞ったり、扉があるように「トントン」とノックしたりするようになってきます。
見立てる力も育まれるようになります。

自分の経験を再現する

動く相手がいなくても、人形やぬいぐるみを使って一人ででも遊べるのがなりきり遊び。
これには自分が経験してきたことを投影することが多いです。

人形に優しく語りかける、お風呂に入れてあげる、オムツを替えてあげる、ごはんを食べさせてあげるなど、自分がしてきてもらったことを人形にしてあげて遊びます。

この遊びをみていると、自分のこどもの関わり方を客観的にみているように感じますよ。
私の普段の口調だ!とか、話しかけ方、怒り方そっくり(笑)!!まるで自分を見ているかのように感じることがあると思います。

経験させてあげられない時こそごっこ遊び

一緒にお料理したくても…まだ年齢が小さくて包丁持たせられない!
そんな時は、ままごと遊びで!
なりきり遊びの良いところは、やりたいことが遊びの中でできること。
ぜひ、ちょっとまだ任せられないなっていうものがあればごっこ遊びに取り入れてみてください。

逆に、年齢が大きくなって経験ができそうならば、ごっこ遊びで見られた姿を実際の経験としてつなげていくのも良いですね。

自分の他の者になりきる高度な遊び

自分以外の誰かになりきり、「ふり」をすることってなかなか高度なあそびなのです。
大人が全てを準備した疑似体験ではなく、こどもがつくりあげるなりきり遊びは空想の世界で楽しめ、想像力も育まれます。

また、自分一人でなりきっている遊びから友達や家族を巻き込んで分担して遊べるようにもなってきます。

例えば、年齢が小さいうちは同じままごと遊びをしていてもみんなが「お母さん役」というように、お店屋さんごっこをしていても、ヒーローごっこをしていてもみんな同じ役で、その場に相手がいても相手と遊ぶというより自分一人でやりたいように遊んでいます(平行あそび)。しかし、4~5歳になると役割分担ができるようになり「○○はお母さん役」「○○はペット役」など分担して遊ぶようになり、友達と同じイメージを持ったごっこ遊びができるようになっていくため、お母さん役が2~3人にならないように「一人に決める」ようにもなってきます。

余談ですが…よく幼稚園のママから男の子でもままごと遊びするのですね!と驚かれることがあります。
そうなんです、私の幼稚園ではいつでも遊べる環境のひとつになっていたので、男女関係なくままこごとをして遊んでいましたし、バンダナやエプロンをつけて、男の子が「お母さん役」になることもありました。

誰になりきっても、何になりきっても、実際にない空想の世界で遊んでいる時に、現実に引き戻さずに見守っていてあげてくださいね。
遊びながらたくさんの育ちを育んでいる最中なのです。

プレ保育「もりもりのいえ」では …

2022年春に三重県伊賀市で開講予定の“入園前に集団生活とルールを学ぶ!0~2歳児さん親子のプレ保育”【もりもりのいえ】では、このような「なりきり遊び」ができる環境を室内に用意しています。ぜひ一緒に楽しみましょう!

継続クラスに参加すると親子で育つプログラムを楽しめますが、単発での参加や教室開放日に遊びに来ることもできます。
人数に限りがありますので予約していただくことになると思います。

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