大人と一緒に遊ぼう!《こどもが遊びながら学んでいることその⑥》

   保育士     あっこさん

今話題の「非認知能力を伸ばす」遊びシリーズ最終です。今日は、「大人と一緒に遊ぶ」ことでこどもは何を学んでいるのか、を見ていきましょう。過去の①~⑤が気になる方は遡って見てみてね。

まだ寝ているだけと思われがちな赤ちゃんですが、すでに主体的であることは多くの研究で明らかになっています。

といっても、どう関わったらいいかわからない!という方は、「赤ちゃんの真似をして、微笑んだら微笑み返す、声を出したら同じように真似をして声を出す」というような単純なところからのスタートでOKですよ。

目次

触れあおう!

愛情表現のひとつ

こどもに触れることは、スキンシップになり、脳に幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されることはよくTVで紹介されているのでご存知かも知れません。

赤ちゃんは安らぎを感じるオキシトシンが分泌されると情緒が安定し、親からやさしく触れ続けられると「幸せだなぁ~」と“自分が十分に受け入れられている”と感じます。
この「自分が愛されている」と感じることは、人生での1番の土台になります!

他にも、こどもだけではなく触っている大人側にもリラックス効果があったり、安らぎが与えられたり、ストレスが軽減されたり、と良いことがたくさんあるのです。

運動発達に必要な感覚「触覚」刺激となる

「こどもに触れる」ことは、運動発達においてとっても大切なのです。

こどもの運動発達に必要な感覚が3つあります。
それは、「触覚・前庭覚・固有覚」といった「さわる・ゆらす・動かす」といった感覚です。

赤ちゃんは、自分の皮膚を通して「外の感覚」と「自分の感覚」を区別しています。
そして、まだ自分の感覚があいまいな赤ちゃんは、「ここが足よ~」と足を触られながら「ここが足なんだ」とボディイメージを作り上げていきます。

ボディーイメージとは、自分の手足はどこにある?自分の体はどんな動きができる?体の幅はどれくらい?と自分の体を認識する力です。
車の運転に置き換えると、「車体感覚がわかっている」ということです。車の幅や長さ、前後のタイヤの位置がわかっている人はイメージ通りに運転ができ、車を乗りこなせます。前の車との車間距離がわからなかったり、ハンドルをどうまわせばいいかわからないと、運転は難しいですよね。

ベビーマッサージなども良いですし、まずは日常のちょっとしたところで触れあってみましょう。

オムツを交換するときに「ここは足だよ~」「足さするよ~」「おなかをさするよ」なんていいながら触ってあげたり、
仰向けの赤ちゃんの頭から肩~腕~指先まで、脇から足の先まで触ってあげるのもおすすめです。

体を動かす遊び

ただ触れられるだけではなく、赤ちゃんの手を持ってあげて顔を触る、おなかを触るなど自分で自分の体を触ることもボディイメージを高めるのに効果的です。

ねんね期からハイハイに変わってきたら、ママやパパの足でトンネルを作ってあげたり、高い高いや、大人が寝転がって足を90度くらいに曲げすねの部分にこどもを仰向けにのせて足を左右上下に動かす遊びなど、こどもの年齢に合わせて少しダイナミックな遊びにも発展していけます。

遊びなから、体幹も鍛えられ親子のコミュニケーションもとれて、とても良いと思います。

一人遊びができるようになってきたら、大人は見守る時間が増えることと思いますが(それも大事です)、それとは別で親子で遊ぶ時間もぜひ作ってあげてくださいね。

真似がしたい=主体的な学び

いろんな真似をして学ぶ

以前に「こどもの身近な見本は“親”」という記事を書きました。https://morimorinoie.com/model/
ことばや仕草など、思わぬところを真似されてドキッとしたり、思わず笑ってしまったりってありませんか?

真似してほしいところを真似してくれるとは限らないですが、こどもの観察力と学習能力には驚かされます。
「真似してね」といって身につけるのではなく、「自ら進んで学ぶ=主体的な学び=アクティブラーニング」と言われていて、こどもは常に遊びの中から、生活の中から学んでいるのです。

ママのメイクする姿をみてメイクをしてみたり、あぐらをかいたり足を組む大人の姿をみてあぐらをかいてみたり,足を組んだ見たり…いろんなことを本当によく観察していますよね。

この「真似をする」という姿も実は、上記の書いたボディイメージがしっかりできてるからこそできるのです。 

お手伝いもあそびの延長上に

大人のやること、きょうだいのやることに興味を示すこどもたち。
真似をしながらさまざまなことを学び、自分のものにしていきます。

生まれてから家族の中に迎え入れられた赤ちゃんですが、自分で動けるようになってきて真似をしながら生活の中で「迎え入れられた自分」から、より「自分の人生の主役」として生きていくようになります。
周りの大人の生活をみて「やりたい!」がでてきますよね。

そんな時はぜひ、こどもの使いやすさにあったもので「お手伝い」をさせてあげてくださいね。
例えば、普通の箒では柄が長いので、柄の短い箒でこどもの扱いやすいものを渡してあげる。
足りない場所には踏み台を用意するなど。
「お手伝い」といっていますが、ちょっとの工夫で「お手伝い」ではなく生活の一部として取り入れることができますね。

大きくなってから「手伝って~」と頼んでも自分のやりたいことを優先しがちで手伝ってくれないことも、小さいうちは遊びの延長上として「お手伝い」ではなく自分の役割として楽しん取り組めることと思います。

危険なこと以外の少々気になること(汚れが落ちていないなど)は目をつぶって、「ありがとう!助かったわ」という一言でますますやる気になると思います。
成長とともにしっかり役目を果たしてくれるようになるので、小さいうちは「やりたい」その気持ちを大切に、意欲を潰さないでいてあげましょう!

プレ保育「もりもりのいえ」では …

2022年春に三重県伊賀市で開講予定の“入園前に集団生活とルールを学ぶ!0~2歳児さん親子のプレ保育”【もりもりのいえ】では、大人と一緒に遊ぶ時間も大切にしています。ぜひ一緒に楽しみましょう!

継続クラスに参加すると親子で育つプログラムを楽しめますが、単発での参加や教室開放日に遊びに来ることもできます。
人数に限りがありますのでLINEにて予約していただくことになると思います。

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